クラウス(中古ピアノ)を購入して4ヶ月。
搬入された時に調律してくれたけれども、その後、防音パネルを入れたり、微妙に気になる部分もあったので、調律を改めて頼んでみることにした。
最初に来てくれたところの調律師に来てもらうことも考えたけど、違う人に頼んでみるのもいいかなと思い、ネットで検索し、来ていただいたのはおじさんの調律師さん。おじさんというのは失礼かな、おそらく私よりは若いだろうから。
結果、音の狂いはそれほどないとのことだったけど、「中音域、高音域の音色がバラバラなので、整音しましょう」と、ヤスリでフェルトを削ったり、針でブスブス刺したりしてくれた。
すると、明らかに音色が変わって、全体的に整った感じがする。すごい。
そして、作業後に、ショパンの幻想即興曲を弾いてくれた。
お世辞にもショパンが似合うとは言い難い風貌のおじさんだったけど、うまい!
私のクラウスが生き生きと音を奏でている。
いつも、私の貧相な音しか鳴らしてあげられていないのが、クラウスにとても申し訳なく思えてしまった。
ごめんよ、クラウス!
いつか、素晴らしい音を奏でられるよう頑張るよ。